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2010年9月21日 (火)

TSG2010 雑感

トノサマン人形、デカイ

今年もTGSの季節がやって来ましたが、プラットフォームをだしている2社(SCE,MS)の今年のイチオシはそれぞれPS Move と Kinect といった入力デバイスにフォーカスしたもの。その方向性では先行する 任天堂 Wii に対して、それぞれ工夫したものとなっていました。

Kinect は人間のポーズや動きを専用のカメラで読み取ることにより、特定のデバイスを持つ必要がないというとっても未来な感じがするインターフェイスを採用しているデバイスで、本当にカメラ部分しかありません。かたや、PS Move の方はパッと見の印象ではWii リモコンに似ている感じをうけてしまうようなデザイン形状。「未来感」という意味では、Kinectがより未来っぽい感じがしてしまいます。

一方、技術的にというか、ハードウェア(HW)的に見てみると、さすがにKinectは、人体の認識をできるだけ少ない負荷&リアルタイムで処理していくために、通常のカメラ、赤外線カメラなどに加え、専用のプロセッサまで内蔵した非常にリッチなHW構成になってしまっています。

では、PS Move の方はというと、形状はともかく、Wii リモコンと比べてみるとカメラに関してはまったく逆になってるのが面白いところ。Wiiリモコンの場合は、コントローラ側にカメラ(CMOSセンサ)が内蔵されているのですが、PS Moveの方はコントローラ側に、光る玉(色はプログラマブルに変更可)が付いているのみで、Wiiリモコン以上にシンプル。それらの認識はPS3に接続されたPS Eye(カメラ)が行うしくみ。これはPS Move専用品ではなくて、これまで既に発売されていた汎用の USBカメラなので、コスト的にはKinectよりかなり有利になってます。専用のカメラではなく、汎用のUSBカメラですんだのは、ひとえにPS3のCPU、Cell によるところが大きいでしょう。流れてくるデータを順次処理していくような処理に関しては、Cellは非常に高い性能がでるので、今回の様な用途にはもってこいだったわけですね。

あと、カメラを使っていることで、PS Move、Kinectも両方ともに AR的な演出というか、遊びが可能になっているのは、Wiiのゲームにはなかった特徴です。これらはコンシューマーのプラットフォームでは、まだまだ開拓されていないところなので、これからどんなタイトルが出てくるのか、非常に楽しみなところですね!

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