2006年8月17日 (木)

号外授業のヒミツ

P1020097先日、レッツ学校の号外授業で「レッツ編集長!」が公開されました。

この号外授業が、これまでと異なるのは、PSP 以外のパソコンなどからもダウンロードできるようになっている点です。これまでは、PSP でネット接続を行わなくてはダメでしたから、無線LAN の環境はないけれど、パソコンはネットにつながっているという人でも、ダウンロードして、号外授業を遊べるというわけですね。

ただ、パソコンでダウンロードした後に、レッツ学校のセーブデータが保存されているメモステに、ダウンロード授業のファイルをコピーするという手順が必要になります。

で、ここまではべつにヒミツでも何でもないのですが、これまでのダウンロード授業も同様に、該当ファイルをパソコンなどをつかってコピーしても、遊ぶことができるようになっています。

ですから、号外授業を遊びたいけれど、無線LAN の接続環境がなくてあきらめていた人は、すでにダウンロードしている知り合いがいれば、なんらかの手段でファイル(拡張子が DLD というファイルがソレです)をコピーさせてもらえば、遊べるようになるんですヨ。直接、コピーさせてもらっても大丈夫だし、メール等でファイルでおくってもらっても、良いわけです。

その後、ちゃお授業のページで指定してあるメモステのフォルダにおいてもらえれば、OK です!

ダウンロード授業も、毎回がんばって作っていますから、できれば多くの人に遊んで欲しいわけで、もし、この方法で遊べるようになる人が増えるといいなとか、おもっています。

 

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2006年6月30日 (金)

1ドットの価値

Pict0048 最近のゲーム機は解像度、色数ともにすごく精細になってきていて、昔のゲーム機にくらべると”1ドッドの価値”は下がってきているように思えます。

たしかにそれは、数字の上でも判断することができて、たとえば、次世代機では、画面全体にしめる1ドットの割合は、ほんとに小さくなってきていたりします。

しかし、そんな現在でも、1ドットがプレイヤーに与える影響は小さくないのだということを、レッツ学校の制作時に実感する機会があったので、その話をしようと思います。よかったら、続けて読んでみてください。

それは、レッツ学校の制作も終盤に差し掛かり、日々、デバッグ(業界用語で、ゲームをテストプレイして、問題を見つけたりするコト)をしていた時のことです。ゲーム内容のチェックもあり、1日中、プレイを続けていた私は、なんだか画面の角が非常に鋭利に見えだしたんですね。テレビ画面と違って、PSP の液晶は1ドットもくっきりと表示されますから、画面の4隅の直角な角が、とっても鋭利で、目に痛く感じだしたんですヨ。

一度、気になりだすと、もう、止まりません。ずっと気になりだしてしまいました。

そして考えた訳です。きっとこれは、ゲームを遊ぶ人たちも感じるに違いないと。だとしたら、これは、解消しなくてはいけない問題だと認識しはじめました。

この目に痛い(と思われる)鋭利な4隅の角をなんとかしたいと考えはじめて、たどりついたのは、少し前に読んでいた"Revolution in The Valley" の中の1つの記事です。

どんな記事かというと、Macintosh の開発当時、それまでコンピュータのグラフィクスではあまりなじみの無かった、RoundRect(角が丸い四角)の重要性をスタッフに力説するスティーブ・ジョブズのエピソードなんです。

ジョブズは、「RoundRectなんてムダだ」というプログラマたちに対して、世の中にどれだけ Roundrect が溢れているか、ソレがデザイン上、重要なのかを説き伏せるのですが、まさにコレだと、おもったんですね。

鋭利な角が目に痛いのならば、丸くしてしまえば良いんです。

ただ、しかし、ここで角を Mac みたいに丸くしてしまうだけでは、芸がありません。重要なのは、鋭利な角を無くすことであって、RoundRect ではないのです。また、せっかくの広いPSP の画面を1ドットでもムダにしたくないという、ちょっと矛盾した思いもありました。

そんな思いがありつつ、いくつかサンプルを作り、テストてみて、これがベストだと思えたのは、画面の4隅を「1ドット」だけ落とす(何も表示しない黒いドットにする)という処理でした。これでも、角が丸く見えるから、不思議なものですね。

そして、この4ドットの処理によって、画面の角が目に痛いと感じたりすることは、なくなったんです!おまけに、なんだか画面もカワイイ感じなった気がして、一石二鳥でした。

もし、今、手元にレッツ学校がある方は、画面の4隅を見てみてください。
どんな画面でも、4隅の黒いドットたちが、画面全体を微妙に RoundRect にして、角をなくしてくれていると思います。

レッツ学校の画面の4隅は、このような理由で、黒くなっているんですヨ

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2006年6月27日 (火)

わたしの先生体験!コメント募集中

P1010487 どこでもいっしょ.COM で、レッツ学校のプレイ感想の公開がはじまりました。

やっぱ、生のプレイ感想が聞けるのはすごくうれしいし、励みになります!

このブログも、トラックバックがそれなりに帰ってきていて、嬉しい限りです。送ってくれた方、ありがとうございました!

で、これまでこのブログでは、記事へのコメントをずっと OFF にしてきたのですが、このアーティクルでは、コメントを書けるようにしてみました

レッツ学校をプレイした方で、感想や、ご意見など、制作者にひとこと言ってみたい方、どんなコメントでもかまいませんので、気軽に書いてくださいませ。

しっかりと受け止めて、次回作の参考にさせてもらいたいと思っています。

どうぞ、よろしくおねがいします〜

補足:スパム対策で、確認後の公開になります。すこし待ってくださいネ

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2006年6月21日 (水)

レッツ★トラックバック!

Letsschool_1明日で、レッツ学校の発売から1週間ということもあり、ネット上でもいろんな感想を見かけるようになってきました。いやー、うれしいかぎり。

また、”レッツ学校”とかで、ブログ検索したりして、感想を読みにいくのも楽しい日課になってきています。

そこで、ブログで遊んでみた感想を書いてくれている人にお願いなのですが、ゼヒ!トラックバックしてください!!

どんな感想でもかまいませんので、この記事のトラックバックURL に遠慮なく、トラックバックを送ってもらえればと思っています。

ただし、最近ではトラックバックスパムも多いため、すぐには公開しない設定になっていますから、サイトに反映されるまでには多少、時間がかかります。こちらで確認次第、すぐに公開しますので、送った後、しばらくお待ちくださいませ。

感想をブログに書いてくれている皆さん、ゼヒ、よろしくおねがいしますー!

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2006年6月16日 (金)

トロと学校

P1010588ここ数日、レッツ学校!(以下、レツ学と略)ネタが続いていますが、今日も続きます。

今日は、今度発売のムック「−どこでもいっしょ−トロと学校」が会社に届きました!ソニー・マガジンズ様、ありがとうございました!

さっそく会社のみんなと読んでみたのですが、なかなかオモシロい本に仕上がっている感じです。

スタッフのみんなもニヤニヤしながら読んでましたヨ

しかし、ちょっと注意点がありまして、予想以上にネタバレっぽい写真、多しです。レツ学をストイックに楽しみたい人は、一応、プレイし終えてから、見る方がより楽しめるかもしれませんです。はい。

ゲームを終えてから読んでも(というよりむしろその方が)、十分楽しめる内容なんですよね。

ホント、レツ学を遊んでみて、オモシロい!とおもってくれた人にはおススメの1冊です。

一度、卒業してから、ぜひどうぞ〜

 

Book トロと学校―どこでもいっしょ

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2006年6月15日 (木)

レツ学、発売日&お勉強パック到着

P1010587今日はレッツ学校の発売日です!

会社にはさっそく、Amazon でオーダーしておいた「お勉強パック」が到着していました。さすがにコレは、SCE さんからもらうことができなかったので、会社でオーダーしておいたんですね。

このPSP本体がセットになっているお勉強パックですが、なかなか好評なようで、主なネット通販では売り切れている様子。欲しいと思っている人は、早めに確保した方が良いかもしれません。

ところで、今回、ココセレブのニュースに取り上げてもらっています。写真も出ていて、ちょっとはずかしいのですが、それよりも発売にあわせて記事に取り上げてもらえるのは、とてもありがたいことなので、感謝感激です。

あと、GAMEJOB という求人サイトでもインタビューが掲載されています。こちらはレッツ学校の話という訳ではありませんが、求人にからめたインタビューですので、ウチの会社に興味をもった方などは、ゼヒ。

プログラマーは絶賛、募集中です!

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2006年6月14日 (水)

サンプルROM 到着!

P1010582いよいよ明日は「レッツ学校!」の発売日です。

その発売日に先がけて、製品見本のサンプルROMがとどきました!サンプルROMとはいっても、初回特典のステッカーもバッチリついていて、本物と同じです。

しかし、こんな風に実際の製品になってくると、感慨深いモノがあるもので、開発中からずっと見慣れていたグラフィックでもなんだか新鮮に見えてしまいますヨ

ちなみに昨日はレッツ学校の打ち上げだったのですが、普段はあまり会う機会が少ないSCE のスタッフの人たちといろんな話ができて、内輪話でもりあがってました。そんななかでも、プロモーション関係の人たちは発売してからも、イベント等で大変なようで、今週末は2カ所でイベントがあるため、準備でなかなか大変みたいです。お疲れさまです。

明日は近所のビックカメラに様子を見に行こうと思っていますが、実際に手に取って買っている人を見ることが出来るといいなぁ、とか考えたり。

 

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2006年5月18日 (木)

お勉強パック!

Sce04 レッツ学校!の発売と同時に、「-どこでもいっしょ- レッツ学校!お勉強パック」という、PSP本体もセットにしたパッケージが限定発売されます。

PSP本体と、ゲームを別々に買うよりは、お得な値段設定になっていますので、PSPをまだ持っていない人は、この機会にゼヒどうぞ!
すでに持っている人は、プレゼント用途にいかがでしょうか~。

と、散々CM したあとなのですが、上記のお勉強パックの情報と同時に、もう一つ、レッツ学校に関する情報がオープンになっています。

PSPソフト「-どこでもいっしょ-レッツ学校!」がInfoseekニュースと連動

というのが、まさにそれで、上記の記事では Infoseek との連携が強調されていますが、それだけではなく、インターネット上にある RSS なら、まったく同じ事ができるように作っています。なので、たとえば自分のブログや、好きなニュースサイトのRSS を登録して、ゲーム中の授業として遊ぶことができるんですよ。またブラウザを立ち上げて、そのままWebサイトを見ることも可能です。

これは、インターネットにある情報を、ゲーム中で使えないかと試行錯誤して、なんとかたどり着いたアイデアで、制作者としても、かなりチャレンジしたつもりでいます。

しかし、そのチャレンジな分、荒削りな感も否めないのは事実なんですよね。この機能は、もっともっと作り込んでいけば、すごい可能性を持っているとおもうのですが、今回のレッツ学校では、時間の都合もあり、そこまで作り込むことは出来ませんでした...非常に限定的な実装になっています。

ちょっと言い訳がましいのですケド、これは昔のレースゲームにあった、60フレームモードの様な、ちゃんど動くけれど、実験的なモノのように考えてもらえればと思っています。

しかし、それでもこの機能はレッツ学校の中でも、ぜひ体験して欲しいモノのひとつなんです。遊ぶためには、WiFi の設備が必要になったりとか、ハードルは高めなんですけれど、ホント、できるだけたくさんの人に、やってみて欲しいと思っています。

そして、
「ああ、PSPのネット接続って、こんな風にもゲームに生かせるんだな」とか、
「なんだか可能性をかんじるな」とか、
すこしでも感じてもらって、今後に期待してもらえれば、こんなにうれしいことはないとおもうのです。

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2006年4月 7日 (金)

今週のファミ通で

今週のファミ通で、「和田ラヂヲの 徐々にポイマン」レッツ学校 ネタでしたよ!

あの和田ラヂヲ先生に、ネタにしてもらえるなんて、感激です。

これぞ、ゲーム制作者冥利につきるというものですね。

 

Book 和田ラヂヲの徐々にポイマン(3)

著者:和田 ラヂヲ
販売元:エンターブレイン
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2006年4月 6日 (木)

チャイム DE レッツ学校!時計

P1010170 どこでもいっしょ.COM で、「チャイム DE レッツ学校!時計」の無料配布が始まっています。

ウチの会社では、この時計で使用されているキャラクター画像を作成しました。

ちなみに、この時計、1時間ごとにゲームと同じチャイムが鳴ったり、キャラクターの画像が出てきたりとなかなか楽しめるのですが、いくつか残念なトコロがあるのです。

  • タスクトレイにはいってくれない
    常駐系のプログラムは、やっぱタスクトレイに入ってほしいです。
    もしくは、タスクトレイにすら入らなくても良いかもしれません。
  • 終了した場所を憶えていない
    ほとんどの Windows のアプリは終了時のウィンドウ位置をレジストリに記録しておき、次回に起動されてた時にはその場所に表示するのが通例です。残念ながら、起動するたびにデスクトップの中央に表示されるので、毎回、移動しなくてはいけません。
  • Windows 版しかない
    マック版はないんです...

と、細かいトコロなんですが、気になる箇所なんですよね。

この時計はなかなか良いアプリなのに、細かい不備が目に付いてしまい、とても残念です。SCE さん、ぜひ、バージョンアップ(と、マックへの移植)をお願いしたいところです!

...って、まだマック持ってないんですけどね(笑)

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